「黒柴って、なんでこんなに頑固なんだろう…」
愛犬のクロエを見ながら、何度そうつぶやいたか分かりません。
呼んでも来ない。撫でようとすると微妙に避ける。散歩中、行きたい方向と逆に行こうとすると、地面に張り付いたみたいに動かなくなる。
「他の柴犬の動画見てると、もっと甘えてくるんだけどな…」
「うちの子だけ、なんか違くない?」
「もしかして、嫌われてるのか僕」
そう思って、夜中にスマホで「黒柴 性格 懐かない」って何度検索したか分かりません。
10匹の黒柴と関わって分かった、本当の性格
僕は仕事柄、知人の黒柴を預かったり、散歩仲間の黒柴と関わったりすることが多くて、これまで10匹くらいの黒柴と濃く関わってきました。
最初に言っておくと、ネットに書いてある「黒柴は頑固」「警戒心が強い」「ツンデレ」っていうのは、半分本当で半分嘘です。
正確に言うと、「健康で、ちゃんとごはんを食べられている黒柴」と「そうじゃない黒柴」では、性格が別犬レベルで違うんです。
これ、僕も最初は信じられなかった。
「性格って生まれつきでしょ?」
「黒柴っていう犬種の特徴なんだから、そういうものでしょ?」
ずっとそう思ってました。
クロエが「別犬」になった日
うちのクロエが8歳になった頃のことです。
それまでも頑固だったんですけど、ある時期から、なんか様子が違うなって感じることが増えました。
- 呼んでも振り向かない
- 撫でようとすると、軽くウーッと唸る
- ごはんを残す
- 散歩を途中で拒否する
- 玄関で迎えてくれなくなった
「シニア期に入ったからかな」
「黒柴って歳取ると、こうなるって聞いたしな」
「これが本当の性格なのかもしれない」
そう自分に言い聞かせてました。でも、心のどこかで違和感があって。
ある日、散歩仲間のおじさんに何気なく相談したんです。「最近うちのクロエ、機嫌悪くて」って。
そしたらそのおじさん、僕の顔をジッと見て、こう言ったんですよ。
「それ、性格じゃなくて体調のサインかもしれないよ」
「頑固」じゃなくて「我慢」だった
家に帰って、改めてクロエを観察しました。
ごはんを食べる時、ちょっと噛むのに時間がかかってる。
立ち上がる時、後ろ足を一瞬気にしてる。
散歩で止まる場所が、いつも段差の前。
「あ…」って声が出ました。
「これ、機嫌が悪いんじゃなくて、どこか痛いんだ」
「ごはん残すのも、好き嫌いじゃなくて、食べづらいんだ」
「呼んでも来ないのは、頑固なんじゃなくて、動きたくないんだ」
黒柴って我慢強いんですよ。痛くても、しんどくても、顔に出さない。野生時代の名残なのか、弱みを見せない犬種なんです。
だから飼い主が「頑固な性格だ」「ツンデレだ」って勘違いしたまま、本当のSOSを見逃してしまうことが、本当に多い。
僕がこれまで関わった10匹の黒柴の飼い主さんも、半分以上が同じことを言ってました。「ある日急に元気がなくなった」って。
でも、急じゃないんです。サインはずっと出てた。ただ、それを「性格」だと思い込んでただけ。
ここまで読んでくれたあなたへ
ここまで読んでる時点で、あなたはきっと、愛犬の小さな変化に気づける人だと思います。
「うちの子、最近ちょっと様子が…」
「気のせいかもしれないけど、なんか違う気がする」
そう思って検索して、この記事にたどり着いた。それだけで、もう十分すごいことなんです。
世の中の飼い主さんの大半は、「そういう性格だから」で片付けて、何もしない。気づけるって、それだけで愛犬の寿命を伸ばせる才能だと、僕は思ってます。
クロエの性格が「戻った」きっかけ
話を戻します。
クロエの変化に気づいた僕が最初にやったのは、フードを見直すことでした。
獣医さんに相談したら、「シニア期で噛む力が弱ってる子に、今のフードは粒が大きいかもね」って言われて。
「え、フードの粒の大きさって、そんなに大事なの?」
「ちゃんと国産のいいやつ選んでたんだけど…」
「成分じゃなくて、形の問題だったの?」
そう、形なんです。
どんなに栄養価が高くても、噛むのがしんどいフードは、犬にとってストレスでしかない。食べるのが億劫になって、ごはんの時間が嫌いになって、エネルギー不足で動きも鈍くなる。それが「機嫌が悪い」「頑固」に見えていた、というわけです。
僕がいろいろ調べて行き着いたのが、ミシュワンの小型犬用フードでした。
決め手は3つ。
粒のサイズが小型犬・シニア犬向けに設計されている
約9mm×6mm、厚さ2.5mmの楕円形。0.5mm単位で調整されていて、口に入りやすく砕けやすい。クロエが「あ、これ食べやすい」って顔をしたのを今でも覚えてます。
関節サポート成分が入っている
「緑イ貝」っていう、グルコサミノグリカンとオメガ3脂肪酸が豊富な貝が使われていて、関節機能の維持をサポートしてくれる。シニア期の黒柴には嬉しい配合。
専属獣医師・ペット栄養管理士が開発に関わっている
ヒューマングレードの素材、馬肉・まぐろ・8種の雑穀・12種の野菜・3種の海藻・1億2000個の乳酸菌。素材を見るだけで、本気で犬の体を考えてるのが伝わってきました。
「性格が戻った」というより、「本当の性格が出てきた」
切り替えてから3週間くらい経った頃でしょうか。
ある朝、玄関で「ただいま」って言ったら、クロエが尻尾を振って迎えに来たんです。あのぶんぶん振る、若い頃の振り方で。
「あ、戻ってきた」って思いました。
でも、よく考えたら違うんですよ。戻ったんじゃなくて、体が楽になって、本来の性格が出せるようになっただけ。
頑固で、ちょっとツンデレで、でも本当は甘えん坊。それがクロエの「本当の性格」だった。痛みやしんどさで、それが隠れてただけだったんです。
黒柴オーナーさんへ
もしあなたが今、こんなふうに感じているなら、一度フードを見直してみてほしいんです。
- 最近ごはんを残すようになった
- 呼んでも来ないことが増えた
- 撫でようとすると避ける
- 散歩を嫌がる日が増えた
- 「シニア期だから」で片付けてしまっている
「黒柴ってそういう性格だから」で終わらせないでください。
我慢強い犬種だからこそ、飼い主が気づいてあげないと、ずっとしんどいまま生きることになる。
愛犬と過ごせる時間って、本当に短いんですよ。クロエももう10歳。あと何回、一緒に朝を迎えられるかなって、最近よく考えます。
だからこそ、毎日のごはんは、ちゃんと選んであげたい。
愛犬の「本当の性格」、もう一度見てみませんか?

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